結婚指輪の内側に石を入れる理由は?
オプションサービスで最も人気の高い裏石
ジュエリーブランドの多くは、独自のオプションサービスを承っています。オプションサービスにも色々ありますが、中でも人気が高いのは内側に石を入れるものです。つまり、指輪のアーム内側に宝石を埋め込むのです。別名「裏石」と呼ばれています。
指輪の内側に宝石を入れたら、周りは誰も見ません。なのになぜ、裏石は人気が高いのでしょうか。調査してみました。
結婚指輪の内側に石を入れる理由
結婚指輪の内側に石を入れるサービスに人気があるのは、第三者の目に触れられないからです。余計に混乱を招く回答になりますが、かなり重要なことです。「第三者の目に触れられない」を逆に取られると「目に触れられるのは夫婦のみ」になります。結婚指輪の内側に宝石が仕込まれていることを知っているのは、結婚指輪の持ち主である2人だけ。2人だけの特別な「秘密」を共有することにより、より一層強い絆となるのです。
また、裏石は「お互いの存在を感じるため」に用いられる場合も。次に説明しますが、裏石に使われるのは誕生石といった2人を象徴する宝石が使われています。たとえ離れ離れになっても、裏石でお互いの存在が確認できます。
裏石で使う誕生石
裏石で用いられる宝石は、色々とあります。先ほど少し触れた誕生石は、まさに代表例。1月が誕生日であればガーネット・2月が誕生日であればアメジストを裏石に使います。
2人の誕生石を1つの結婚指輪に入れるのもあり。またお互いの誕生石を各々の結婚指輪に使うのも良いでしょう。妻の結婚指輪には夫の誕生石、夫の結婚指輪には妻の誕生石を裏石として使うのです。
2人にとって特別な宝石を
裏石で使う宝石は、誕生石以外でも問題ありません。石言葉で選ぶのも乙なもの。「永遠の絆」の石言葉を持つダイヤモンドや、「夫婦愛」の意味を持つエメラルドを入れても良いでしょう。
もちろん夫婦にとって「特別な宝石」を裏石として使うのもありです。裏石は2人の絆を強くする、魔法の石なのです。